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無印良品、最大3割値下げ


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年4月16日_記事番号:T00043129

無印良品、最大3割値下げ

 統一超商(プレジデント・チェーンストア)傘下の日系生活雑貨店、台湾無印良品(MUJI台湾)は15日、830品目を今月25日より1~3割値下げすると発表した。春夏物衣料を中心に生活雑貨やスキンケア商品などが対象で、値下げ品目数は過去最多だ。円安を受けて、日本製品の輸入を手掛ける複数の業者が、経済部による値下げ要求に応じてきたが、同社も追随した格好だ。16日付経済日報などが報じた。

 値下げ品目では、ナイロンバッグ(定価1,100台湾元)が750元(約2,400円、32%引き)に、新疆綿天竺掛ふとんカバー(同1,330元)が1,200元(10%引き)のほか、人気定番商品の収納小物、洗顔フォームなどが含まれる。

 値下げについて台湾無印良品は、円高時に調達した商品在庫がなくなったこと、および日本側と商品価格を見直し、為替レートを反映させて設定したと説明した。

母の日需要で盛り返し

 同日付工商時報は、2~3月は値下げを見越した消費者の模様眺めによって、購買意欲の減退と来店者数の減少に見舞われたと指摘。台北駅構内の微風台北車站(ブリーズ・タイペイ・ステーション)内の「MUJI to GO」や微風広場(ブリーズセンター、台北市)店など大幅改装したものの客足は戻っていないと指摘し、今回の値下げでは母の日需要をつかみたい狙いがあるとの見方を示した。また、値下げによって1割以上の業績向上が見込めると予測した。

 一方、値下げ対象に含まれていない商品について、一部の消費者から価格が高過ぎるとの指摘も出ている。例えば男性用下着では、パッケージには日本円価格525円と表記されており、現在のレートで計算すると約161元だが、台湾での販売価格は210元と3割高い。ただこれについて台湾無印良品は、台湾での販売価格は、もともと日本とある程度の差を設けていると説明。今後も新製品は値下げを実施する予定だが、男性用下着が対象に含まれるかは決まっていないとした。

ハンズ、値下げで業績2割増

 同じ統一超商傘下の日系生活雑貨ブランド、アフタヌーンティーは3月中旬から、台所用品などを中心に平均1割値下げしている。今後も円安が続けば対象商品を拡大する方針だ。

 家庭用雑貨品最大手のハンズ台隆手創館は、春節(旧正月)前に100品目近くの美容用品・化粧品価格を約7~11%引き下げた。日本製品専門コーナーを設けたことなどから、業績は20%伸びたという。3月中旬には円安還元の第2弾として、約800品目、平均15%の値下げを実施した。

【表】