ニュース 社会 作成日:2013年4月17日_記事番号:T00043136
走行中の台湾高速鉄路(高鉄)の車内で12日爆発物が見つかった事件で、主犯とみられる胡宗賢容疑者(44歳)と共犯の朱亜東容疑者(46歳)が逃亡先の中国・広東省中山市内で同国公安によって14日逮捕され、16日に台湾当局に身柄を引き渡された。胡容疑者は2010年に大手飲料メーカー、黒松で経営権争いが起きた際に同社の委任弁護士を務めたほか、同社の董事も努めていた(16日に解任)。17日付蘋果日報が報じた。

逮捕された胡容疑者(左2)と朱容疑者(右2)。専門家は殺傷力を備えた爆発物を製造したため、無期懲役または死刑判決が下される可能性が高いと指摘した(17日=中央社)
胡容疑者と朱容疑者は、人出の多い高鉄・台北駅で爆弾を爆発させ、不特定多数の市民を殺害する計画だったとされる。
爆弾や犯行に使われた車に残された指紋やDNAから容疑者を割り出した警察は、2人が桃園国際空港からマカオへ出境したことを確認。ただちに中国公安に協力を依頼し、14日早朝に2人が広東省中山市のホテルに滞在していたところを逮捕した。
胡容疑者は高雄地方裁判所、苗栗地方裁判所で書記官を務めた後、台中市で法律事務所を開き、多くの企業で監査役を務めていた。しかし今年2月、財務問題を担当した企業を役員の地位を手に入れるために脅したとして起訴されていた。同容疑者の知人は「離婚と起訴がきっかけでおかしくなった」と語っている。
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