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「ネコ飛び出し注意」、猫村に台湾初の交通標識登場


ニュース 社会 作成日:2013年4月23日_記事番号:T00043233

「ネコ飛び出し注意」、猫村に台湾初の交通標識登場

 100匹以上の野良ネコが住み着く「猫村」として一躍有名になった新北市瑞芳区侯ドウ里(ドウは石へんに同)にこのほど、道路を走行する自動車のドライバーに、辺りをうろつくネコに注意を促す、台湾初の交通標識が登場した。さらにそのデザインも「かわいい」と話題を集めている。


珍しい標識の登場で、観光客はますます増えそうだ(中央社)

 侯ドウ里は2009年ごろからネコ好きたちの間で「天国」として広く知られるようになり、この地を訪れる観光客が急激に増加。これに伴って同地の交通量も増え、事故に遭って負傷したり、死んでしまったりするネコが相次ぐようになった。

 こうした状況を受けて、侯ドウ里では台湾鉄路(台鉄)侯ドウ駅の線路を跨ぐ歩道橋を「人・ネコ兼用」としてリニューアルしたほか、車体や座席、つり革などにネコのデザインを取り入れた「幸福ネコバス」を運行させてマイカーでの訪問客を減らすなど対策を講じ、成果を挙げている。

 これに呼応して新北市交通局も今回、これまでにないデザインの交通標識を導入した。赤い三角のラインの中で、黒猫が小首をかしげてこちらを見ているものと、同じく黒猫が高所から跳び降りようとしているところを描いた2種類のデザインを用意し、狭い路地との交差点に設置した。

 交通局は「旧式の標識はあまり目立たず、ドライバーが見落とすことが多いため、目に付きやすいデザインを取り入れた」と説明。さらに観光の振興に役立つことも考慮したそうだ。

 侯ドウ里はネコにとっても、ネコ好きにとってもまさに「天国」へと変化を遂げているようだ。