HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

南亜科のDRAM在庫、キングストンが1億個を確保か


ニュース 電子 作成日:2013年4月23日_記事番号:T00043255

南亜科のDRAM在庫、キングストンが1億個を確保か

 世界のDRAM市場で供給不足が深刻化する中、メモリモジュール世界最大手の米キングストン・テクノロジーがこのほど、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が抱える2ギガバイト(GB)DDR3チップの在庫約1億個をすべて確保し、さらに力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)の同チップ月産能力2万個の生産ラインも押さえたとの観測が出ている。23日付電子時報が報じた。

 業界関係者によると、メモリー市場ではサムスン電子やSKハイニックスが12インチウエハー工場の生産ラインをすべてモバイルRAMに移行したことで、パソコン用DRAMの供給が大幅に減少。台湾メーカーもPC用DRAMからの撤退を進めている。

 ただ、南亜科技とパワーチップは依然、12インチ工場の一部でPC用DRAMの生産を維持しており、PCメーカー、メモリーモジュールメーカーなどがDRAMの調達先確保に奔走する中、両社に対する需要が高まっている。

 なお年末にPC用DRAMの生産終了を予定している南亜科技に対し、顧客から継続を求める声が上がっているが、同社の意志は固く、ニッチ型メモリーやLow Power DRAMへの移行計画に変更はないようだ。

 一方、経営再建に取り組むパワーチップは、生産設備をできるだけ多く残す、または戦略パートナーに売却することでPC用DRAMの生産を継続したい考えとされる。