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「台湾で中国国営テレビ放送を」、江丙坤氏の発言に批判噴出


ニュース 社会 作成日:2013年4月29日_記事番号:T00043343

「台湾で中国国営テレビ放送を」、江丙坤氏の発言に批判噴出

 台湾の中台交流窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の前董事長、江丙坤氏は28日、中台交流関連の座談会に出席し、「国民に優れた番組を見せ、台湾メディアの乱れを正すことができるよう、中国中央電視台(中国の国営テレビ局、CCTV)の国際ニュースを台湾で放送することを馬英九総統に対し提言した」と語った。これに対し、台湾大学新聞研究所の張錦華教授は「中国の国際ニュースを台湾で放送するということは、その背後に控える共産党、中国政府、中国軍部の視点に立つニュースを市民に見せるということだ」と厳しく批判した。29日付自由時報が報じた。

 また民進党の蔡煌瑯立法委員は「中国は言論の自由が制限された極めて権威主義的な国家であり、その中国のメディアと台湾のメディアを比較することは民主の後退と言える」と指摘。潘孟安・立法院民進党団幹事長も「台湾の核心的価値は自由民主主義にあり、江氏の発言は我が国の最も重要な価値を破壊するものだ」と非難した。

 このほかインターネット上でも、「信頼性の高いテレビ局は世界にたくさんあるのに、CCTVを放送すべきというのはジョークに違いない」などと批判を集めている。