ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年4月30日_記事番号:T00043385
中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は29日、熱延、冷延、溶融亜鉛めっきコイルなどの5月販売価格について平均2.79%の引き下げを決めた。値下げ幅は台湾域内向けが1トン当たり600台湾元(約2,000円)、輸出向けが同10~20米ドル。値下げは昨年10月以来、半年ぶり。中国市場での粗鋼生産過剰と、台湾市場での鉄鋼需要減退を反映した。30日付工商時報が報じた。

陳玉松同社董事長は値下げについて、原料の鉄鉱石と半製品のスラブの価格上昇が落ち着いたことも要因の一つとしながらも、中国メーカーの供給過剰が原因だと指摘した。
その上で今年の鉄鋼需要について、世界鉄鋼協会が前年比2.9%の増加を予測しており需要は存在するとの認識を示しつつ、鉄鋼価格の上昇には、中国の鉄鋼メーカーによる適切な生産調整が不可欠との認識を示した。
なお、燁輝企業(YP)など川下のメーカーからは、予想よりも値下げ幅が小さく、顧客による値下げ要求や台湾元高で輸出に不利になっていることから、受注の状況によっては一部の生産ライン停止も検討する必要があるとの声が出ている。
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