ニュース 社会 作成日:2013年5月7日_記事番号:T00043492
 高雄区漁会(漁協)の理事を務める郭茂盛さん(58歳)は5年前にあることが理由で改名した。彼の前の名前、「郭文聡」が出境禁止処分を受けている人物と同姓同名だったばかりか生年月日まで同じで、海外へ出かけるたびに出境手続きで足止めに遭っていたため、煩わしさのあまり思い切ったというわけだ。
約11年前に漁協の理事に就任した郭さんは、海外へ視察に出かけることも多く、家族旅行も合わせると1年に4~5回は日本やフィリピンなど外国を訪れているそうだ。
しかし彼が「郭文聡」さんだったころ、2003年を境に空港の出境手続きでパスポートを提示するたびに空港警察がやって来て念入りに確認するようになった。
警察の態度も親切だったことから当初は特に気に留めていなかったが、ふとしたことから警察に「どうしていつも私のところへ来るの?」と尋ねてみたところ、出境禁止処分を受けている同姓同名、生年月日も同じ人物の存在が判明した。しかも2人は身分証番号も「0075」と「0079」とたった4番違いだったため、警察は念のために慎重な確認を行っていたという。
その後も空港で足止めされることが続き、ある年の海外視察の際は警察に確認を受けている間に他のメンバーに置いていかれそうになるという事態も起きたことから、郭さんはとうとう06年に改名を決意した。
しかし、戸籍事務所で改名手続きを終え、「郭茂盛」となって初めての海外視察でフィリピンに向けて出発しようとした際、再び呼び止められてしまった。ただその時警察の口から出たのは「あなた、改名したんですか」との言葉だった。なお、これ以降はスムーズに出境できるようになったそうだ。
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