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原発ストレステスト、環境団体が有効性に疑問指摘


ニュース 公益 作成日:2013年5月7日_記事番号:T00043497

原発ストレステスト、環境団体が有効性に疑問指摘

 行政院原子能委員会(原能会)が運転中の原子力発電所を対象に行ったストレステストで、独立審査小委員会のメンバーに不審点があり、環境団体はストレステストの結果自体が捏造(ねつぞう)ではないかと指摘している。7日付自由時報が伝えた。

 今回原能会から発表されたストレステストの結果は、経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)の専門家6人が台湾で運転中の原発3カ所を視察して作成された。

 緑色消費者基金会の方倹董事長は、「欧州連合(EU)の規定で、ストレステストは7人によって実施しなければならないはずだ」とし、原能会が発表した今回のストレステストは条件を満たしていないと指摘。また、6人は欧州原子力安全規制部会(ENSREG)が公式に認めた専門家ではなかったとした。

 さらに、原能会が3月に発表した暫定審査結果では独立審査小委員会のメンバーが6人だったにもかかわらず、今月発表された正式報告では7人となっていた。委員には後から原能会の職員1人の名前が加えられており、方董事長は「人数合わせであり、原能会は報告書を捏造した」と主張している。審査対象の国・地域の関係者は、独立審査小委員会に加わることはできないことになっている。

 原能会は問題の職員について、原能会のフランス駐在代表であり、連絡役を務めただけで、調査には参加していないと説明した。