ニュース 社会 作成日:2013年5月8日_記事番号:T00043517
郝龍斌・台北市長は2年前、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の「グルメ都市」認定を獲得に向けて、申請を行うと宣言した。しかし、国連の加盟国ではない台湾の都市は申請困難と、今になって計画が見直される公算が高まっている。
市議などからは「計画発表当時から、申請はやめるよう提言したにもかかわらず、郝市長は耳を貸さず、毎年予算を計上し、合計1,500万台湾元もの公費を無駄遣いした」と批判の声が上がっている。
同計画を推進する台北市商業処の陳秀華主任秘書によると、2年前に外交部に問い合わせた際「グルメ都市は世界文化遺産と異なり、都市名義で申請が可能」と回答があり、郝市長が宣言に踏み切ったという。
これ以降、同市はグルメ評論家を集めた会議や韓国で開かれた展示会への出展、フランスでの広報イベント開催など多額の費用を投じてきたが、2年が過ぎても申請が実現する気配はない。
梁文傑市議(民進党)によると、ユネスコにグルメ都市認定を申請した場合、その都市が属する国のユネスコ委員会に申請を支持するか問い合わせがあるが、台湾は国連に加盟していないため、台北市が申請しても機械的に差し戻される可能性が高く、中国に問い合わせる可能性もある。
これに対し台北市商業処も、「外交部に再度問い合わせたところ、申請は中国にお伺いを立てる必要があると分かった。主権を損なう恐れがあり、今年は予算計上を見合わせる」という。
どうやら計画はこのまま立ち消えとなりそうな状況だ。市民も「国連のホームページを見ればすぐ分かるのに、2年もの年月と1,500万元もの費用を使うなんて」、「郝市長は地道な仕事はしないくせに、目立つばかりの事業に市民の血税を使った」と憤慨の声を上げている。
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