ニュース 運輸 作成日:2013年5月8日_記事番号:T00043526
高雄市鼓山区と対岸の島、旗津を結ぶ航路や市内を流れる愛河の遊覧船などを運航する高雄市の市営フェリー会社、高雄市輪船公司(高雄シティ・シッピング)は、損失が膨らんでおり、経営の立て直しに向けて早ければ今年末、遅くとも来年末までに民営化を実現したい考えだ。同社はこれに伴い、旅行会社や観光ホテル、観光バス会社などを新たな株主に迎える見通しだ。8日付工商時報が報じた。

高雄市輪船の売上高の約5割を占める主力路線、鼓山~旗津線は乗客1人当たりの輸送コストは20台湾元かかるにもかかわらず、市の方針を受けて運賃を1人15元とする赤字経営を長期にわたり続けた結果、同社の累積損失額は5億7,400万元(約190億円)に達している。
一方で太陽電池を搭載した船を投入した愛河の遊覧船は中国人観光客などに人気となっており、同路線の今年第1四半期売上高は前年同期比71%増加し、同社全体の過去最高更新につながった。
また張清泉・同社董事長によると、遊覧船のリースや船上レストラン事業も好調で、民営化によりさらなる経営改善を進めたい考えだ。
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