ニュース 電子 作成日:2013年5月9日_記事番号:T00043561
液晶パネルメーカーの今年第1四半期の業績で、中国メーカーの営業利益率が台湾同業を圧倒的に上回っていることが分かった。TCL傘下の深圳市華星光電技術(CSOT)は14%で世界最高、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)は5%だった。一方、台湾は群創光電(イノラックス、旧奇美電子)が2~3%、友達光電(AUO)はわずか0.2%だった。9日付工商時報が報じた。

市場調査会社、ディスプレイサーチは、中国パネルメーカーの高い利益率について、中国政府から四半期ごとに5億~30億人民元(約80億~480億円)の補助金があることに加え、昨年液晶パネルの輸入関税が5%に引き上げられたため、国内で販売単価を高められたことも要因だと説明した。
また、中国メーカーは8.5世代工場を台湾や韓国に約2~3年遅れて導入したため、設備を安く購入できた上、減価償却年数も7~10年と長く、全体のコストが台韓より20%以上低い強みがあると指摘した。
さらに、華星光電や京東方は、32インチが製品の90%を占めており、単一製品の大量生産で低コストを実現していることや、円安による部品調達価格の低下もプラス要因になっているとした。
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