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フィリピンが台湾漁船銃撃、1人死亡


ニュース 社会 作成日:2013年5月10日_記事番号:T00043573

フィリピンが台湾漁船銃撃、1人死亡

 9日午前、台湾とフィリピンの経済水域が重なる太平洋上で、屏東県の琉球港に所属する漁船「広大興28号」がクロマグロ漁を行っていたところ、フィリピンの公船から機関銃による銃撃を受け、乗組員の洪石成さん(65)が死亡した。10日付聯合報などが伝えた。


銃撃を受けた広大興28号。ある漁業従事者によると、フィリピンは10年前から武装船で台湾漁船の取り締まりを行っている(9日=中央社)

 今回の事件では、フィリピン側が漁船に銃を34発発砲しており、漁船に違法操業の疑いがあったとしても、取り締まり方法が行き過ぎだとの批判を浴びている。外交部は同日、フィリピン側に厳重抗議し、真相究明を求めた。

 事件の一報は、同日午後1時過ぎ、死亡した洪石成さんの息子で船長の洪育智さんから電話で入った。洪石成さんの娘は「漁民の子として、台湾政府には何の希望も抱いていない。父の遺体と家族が無事に帰ることを願うばかりだ」と話した。

 馬英九総統は「海上での取り締まり行為は必要限度を超えてはならず、武装していない漁民に発砲することはあってはならない」と批判した。

 フィリピンのバシリオ駐台代表は10日、外交部の石定・政務次長(次官)と会談し、遺族への謝罪とお悔やみを表明するとともに、双方の司法機関による共同調査を行うことに前向きな姿勢を表明した。