ニュース 社会 作成日:2013年5月14日_記事番号:T00043625
台湾漁船が操業中にフィリピンの公船から銃撃を受け、漁船員1人が死亡した事件で、フィリピン側からいまだ正式な謝罪がないことに反発が広がる中、台湾海軍は16日から初めてフィリピンを仮想敵とした軍事演習を行う。14日付自由時報が伝えた。

抗議活動で漁民の代表者は、謝罪を要求する抗議書を事務員に手渡した(13日=中央社)
演習海域は漁船銃撃事件があった台湾南方沖の太平洋上。演習にはキッド級駆逐艦、成功級フリゲート艦、康定級フリゲート艦が参加。空軍もE2K早期警戒機、F16戦闘機を派遣する。当日は行政院海岸巡防署(海巡署)も艦船を派遣し、漁船護衛演習としては初の実弾射撃演習を行う。
演習はフィリピン政府から謝罪がないことへの報復的な意味合いが込められており、航路には通常航行を自粛している暫定取り締まり線外も含まれる。場合によっては、フィリピン領バタン諸島から24カイリの海域を通過することも視野に入れている。
背景には今回の事件を機に、台湾側が自主的に暫定取り締まり線を設定しているのは不適切で、漁船護衛の範囲を現在より南に広げるべきだとの声が与野党から上がっていることがある。
一方、漁業団体の中華民国全国漁会は13日、漁民300人を率い台北市内にあるフィリピン政府の出先機関、マニラ経済文化弁事処前で、生卵を投げたり、フィリピン国旗を燃やしたりする抗議活動を行った。

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