ニュース 電子 作成日:2013年5月15日_記事番号:T00043667
電子ペーパー最大手、元太科技工業(イーインクホールディングス、EIH)は14日、ソニーとの共同開発で、13.3インチ(A4サイズ)のフレキシブルディスプレイを下半期にも量産すると発表した。同社の電子ペーパー表示技術イーインクメビウスと、ソニーのフレキシブル薄膜トランジスタ(TFT)技術を結合し、軽量化、省エネを実現する。15日付経済日報などが報じた。

陳彦松財務長は、フレキシブルディスプレイは既に量産化に成功しており、下半期から売上高に貢献すると述べた(14日=中央社)
元太が同日発表した第1四半期の連結売上高は53億7,800万台湾元(約180億円)で前期比50%減、前年同期比40%増。粗利益率は5%と前期の21.7%から大幅に下落した。純損失4億9,000万元を計上し、赤字に再転落した。
陳彦松同社財務長は、第2四半期は顧客の新旧製品入れ替え時期に当たるため売上高が減少するが、下半期は粗利益率が高い電子ペーパー表示装置の売上高構成比が5割以上に回復すると述べた。また、電子ブックリーダー市場は年間2,000万台規模が続くと予測しており、電子ブックリーダー大手のポケットブックがロシアで発表した8インチのカラー電子ブックリーダー「カラープラス」には、元太のカラー電子ペーパー技術「イーインクトリトン2」が採用されていると説明した。
証券会社は、上半期は赤字から抜け出せず、下半期は利益が出ると予測した。
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