ニュース 電子 作成日:2013年5月16日_記事番号:T00043695
発光ダイオード(LED)照明を利用して、閉鎖的な空間で植物を計画的に生産する「植物工場」産業を好感し、台湾でも鴻海精密工業や台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)に続き、大同集団(Tatung)や台塑集団(台湾プラスチックグループ)など大手企業の参入が相次いでいる。16日付工商時報が報じた。

大同集団は、大同公司内部でLED植物工場システムを手がけるほか、傘下の液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)も工場を建設し、薬用植物の栽培に取り組んでいる。
一方台プラ傘下のLEDメーカー、南亜光電(ナンヤ・フォトニクス、NYPI)は事業をLED照明の光源からシステムの設置まで拡大している。また、コンビニエンスストアの全家便利商店(台湾ファミリーマート)も植物工場と提携して生鮮食品の販売拡大を図っている。
LED産業の発達した台湾では早くから植物工場事業の育成が進められ、既にサプライチェーンが形成されており、中小企業にも商機獲得のチャンスが広がっている。
なお植物工場用LED照明の世界市場規模は今年、10億米ドルを突破して11億9,600万米ドルに拡大する見通しだ。今後5年間の年平均成長率は27%が予測されている。
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