ニュース 石油・化学 作成日:2013年5月17日_記事番号:T00043709
台湾中油(CPC)傘下の国光石化科技(KPTC)が、マレーシア・ジョホール州に建設を計画している石油化学プラントの用地取得をめぐり、不正があった疑いが浮上したとして、蔡正元立法委員(国民党)は16日、汚職取り締まり機関の法務部廉政署に調査を求めた。17日付経済日報が伝えた。

プンガラン地区では住民の反対運動が起きており、計画の先行きに不透明感が漂っている(中央社)
蔡立法委員によると、マレーシア側は当初、CPCに貿易港周辺の別の土地をあっせんしたが、CPCはそれを断り、ジョホール州プンガラン地区の用地を建設地として決めたとされる。
蔡立法委員はマレーシアの国会議員の話として、マレーシア側のブローカーがプンガラン地区の用地を安値で取得した上で、KPTCに高値で転売し、差益の3割が台湾に送金されたとの情報があり、差益はジョホール州の当局者への賄賂に充てられたほか、CPC関係者に流れた可能性があると指摘した。
これについてCPCは同日、投資計画はまだ検討段階にあり、建設するとしても用地は現地当局から借地する考えだとした上で、「現時点ではいかなる投資も行っておらず、不正が生じることはあり得ない」と疑惑を否定した。
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