ニュース 社会 作成日:2013年5月20日_記事番号:T00043725
夜市(ナイトマーケット)と言えば、台湾市民や外国人観光客に愛される台湾B級グルメの天国とも言える場所で、台北市政府もこれまで観光客を呼び込むために夜市をテーマにしたキャンペーンなどを何度となく打ち出してきた。しかし、士林夜市、師大夜市、台北円環夜市の有力3夜市から以前の活況が失われており、馬英九現総統および郝龍斌台北市長の、最近の前後2人の台北市長の失政によるものだとして責任を問う声が上がっている。18日付蘋果日報が報じた。
かつて休日には1晩で延べ1万人が押し寄せるほどの人気スポットだった士林夜市は、11年に基河路沿いの施設(地上1階・地下3階)に移転した際、屋台の数が200軒から94軒に半減。観光客の数も20〜50%まで激減した。
また2度にわたり火災に見舞われた台北円環は、馬市長時代に2億台湾元(約7億円)を投じて改築が施されたが、従来の雰囲気とはそぐわないガラス張り建築となり、業者が入居を拒んだことから衰退。その後、同施設の経営者は3度交代したが、現在も過去のにぎわいは取り戻せていない。
一方、エスニック料理の屋台が集まることで知られた師範大学周辺の師大夜市も、同地の屋台が違法に出店していることを知りながら台北市政府が大々的に観光客の呼び込みを図ったため地域住民の反発を招き、屋台業者が処罰されることとなった。その結果、現在同エリアを訪れる客は以前の3分の2に減ったという。
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