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馬総統の居眠り、女性報道官がメモで注意


ニュース 社会 作成日:2013年5月21日_記事番号:T00043748

馬総統の居眠り、女性報道官がメモで注意

 最近の激務がたたってか、梅雨前線の接近に伴う豪雨を受けて中央災害応変中心(中央災害対策センター)に入った馬英九総統を睡魔が襲った。総統のまぶたは、関係者が報告を行うかたわら、どんどん下に下がっていく。しかしそんな時、そばに控えていた熊光華・総統府秘書長が1枚のメモを手渡すと、馬総統は背筋を伸ばし、目にも生気が戻った。


中央災害応変中心の様子。メディア関係者は4階から会議の様子を撮影していた(20日=中央社)

 慌てて眠気を振り払った馬総統は、会議室の上階からもメディアのカメラに狙われていることを知らなかったたのか、メモをそのまま机の上に置きっ放しにしたため、そこに「総統、居眠りがメディアに撮影されていますよ」と記されていることがカメラにくっきりと記録されてしまった。

 その後、メディアではこのメモを作成して総統に注意を促したのが誰かということが話題となったが、メモの隅に「霏」という署名があったことから、すぐに今年2月に台湾で初めて女性の総統府報道官に就任した李佳霏さん(36歳)が書いたものだと判明した。

 総統府関係者もこれを認め、総統が居眠りをしてしまった原因として、20日はもともと就任5周年(2期目1周年)に当たってのスピーチや記者会見を行う予定(災害発生でキャンセル)で、前日はその準備に追われていたほか、同日早朝に世界卓球選手権の男子ダブルスで台湾ペアが優勝を飾ったという知らせが入り、すぐに祝賀コメントを用意するなどで3〜4時間しか寝ていなかったためと説明した。

 また政府関係者からは、フィリピン公船による台湾漁船員の銃撃死亡事件への対応で総統の睡眠時間は5時間以内に削られているほか、プレッシャーも大きいため、疲労が蓄積していると擁護する声も出ている。

 しかし一方、野党民進党の立法委員からは「就任以来5年間ずっと居眠りしっ放しだ」などと皮肉の声が上がっているほか、インターネット掲示板には「支持率13%でよく居眠りなんかできるな」との手厳しいコメントも。いずれにせよ、居眠りをしたことは動かぬ事実のため、反論はできそうにない。