ニュース 運輸 作成日:2013年5月21日_記事番号:T00043760
航空機の事故調査を担当する飛航安全調査委員会(飛安会)は20日、昨年5月2日に起きた台北松山発・馬公行き復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)515便のエンジン火災事故に関する調査報告を発表し、航空管制官に火災事実の報告がなかったなど、機長らの対応にさまざまな問題があったことが明るみに出た。
事故機はATR72−212A型旅客機で、乗客乗員76人が乗っており、飛行中に左エンジンから発火したため、レーダー誘導で松山空港に緊急着陸した。けが人はなかった。
調査報告によると、事故機の火災は飛行中にエンジン内部の消火装置で鎮火したが、緊急着陸要請の過程で、エンジン火災発生の事実と片側のエンジンだけで飛行している状況に関する適切な報告がなかったほか、正確な航路設定がなされなかったり、山に接近して急上昇した際に失速警告が3回作動するなど危険な状況にあった。
21日付自由時報によると、交通部民用航空局(民航局)関係者は「乗組員の対応は規則に違反している上、危険なものだった」と指摘した。
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