ニュース 食品 作成日:2013年5月21日_記事番号:T00043763
食品大手、義美食品(I-Meiフーズ)のシュースナック菓子「義美小泡芙(パフ)」の12万ケース(144万箱)で、期限切れの材料が使われていたことが明らかになった。各県市の衛生局が20日、販売店に売り場からの撤去を命じたが、月15万箱が売れる人気商品で既に消費者が食べ切ってしまった可能性がある。21日付自由時報が報じた。
義美食品が期限切れの材料を使用している疑いは、昨年、桃園県政府衛生局に通報された。桃園地検署が捜査に乗り出し、先週、義美の龍潭工場で期限切れの材料使用と記された書類を押収した。工場長、品質管理担当者、材料担当部門、生産ライン担当者の4人以上が期限切れの材料使用を認めた。
分離大豆タンパク(植物性タンパク)、ココアバターなど期限切れ材料10トンは昨年のうちに使い切っており、うち2010年8月に期限が切れた大豆分離タンパクは昨年7~8月に至っても使用していた。チョコフレーク菓子「巧克力酥片」や氷菓などにも使用された可能性がある。期限切れ材料は、長期の食用でがんリスクが高まるほか、細菌発生で肝臓や腎臓に負担をかける恐れもある。
義美は20日、謝罪を表明。常温保存の植物性タンパクを輸入後に摂氏2~5度で冷蔵していたため、生産ライン担当者が保存期間を延長できると考え、品質に問題がないことを検査で確認してから使用したと弁明した。また、昨年7~8月に製造した義美小泡芙は自主的に回収しており、消費者は返品可能だと表明した。
義美には罰金3万~15万台湾元(約10万~50万円)が科される可能性がある。
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