ニュース 食品 作成日:2013年5月21日_記事番号:T00043765
食用としての使用が禁止されている「無水マレイン酸合成でんぷん」を添加したでんぷんが市販されていることが明るみに出た問題で、行政院衛生署は食品衛生管理法を改正し、罰金を最高1,000万台湾元(約3,400万円)に引き上げることを検討している。21日付蘋果日報が伝えた。

問題のでんぷんを長期にわたり食用すると、透析が必要になる可能性もある(中央社)
このほか、食品添加物を輸入する際、製造番号を通関書類に記入することを義務付け、追跡調査を行いやすい体制を整える方針だ。
今回の問題では、協奇澱粉行(台南市)がデザートの「粉円(タピオカ)」などの原材料として製造したでんぷんに工業用の無水マレイン酸合成でんぷんが使われていたほか、怡和澱粉(台北市)がベトナムから輸入したタピオカパウダーにもマレイン酸が添加されていた。台北市衛生局は20日、怡和澱粉に罰金6万元を科した。
このうち、協奇澱粉行をめぐっては、これまでの調査で原料の無水マレイン酸合成でんぷんの流通経路が判明し、同社が食感を改善するため、故意に無水マレイン酸合成でんぷんを添加していた疑いが強まった。衛生署は問題のでんぷんの出荷後の流通経路を3日以内に特定する構えだ。
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