ニュース 建設 作成日:2013年5月24日_記事番号:T00043838
今年6月で特種貨物労務税(ぜいたく税)が導入から2年を迎えるが、不動産価格の抑止効果は見られず、台北市と新北市の平均住宅価格は今月、いずれも過去最高値を更新し、ぜいたく税導入以来20%以上上昇したことが分かった。24日付工商時報が伝えた。
住宅専門誌「住展雑誌」が23日発表した統計によると、台北市の平均住宅価格(1坪当たり、新築物件)は、ぜいたく税導入当時の2011年6月の67万6,000台湾元から81万6,000元(約280万円)へと20.71%上昇した。また、新北市でも同じ期間に31万5,000元から39万1,000元へと24.13%上昇した。
ぜいたく税では、非居住用住宅を1年未満で転売した際に15%、1年以上2年未満で売却した際に10%の加重課税の対象となる。しかし、2年経過後は課税対象から外れるため、今後は転売物件が増え、不動産売買市場が活発化する可能性が指摘されている。
不動産仲介大手、永慶房産のウェブサイトでは、4月のサイト訪問件数が年初より50%増え、うち購入希望者のサイト訪問数が34%伸びているという。
ぜいたく税導入当時には、住宅価格の反落を予想する声もあったが、実際には右肩上がりの上昇が続き、一部学者からは「ぜいたく税を買い手に転嫁することに成功したのではないか」との分析も聞かれた。
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