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ラミレス選手の契約期限迫る、球団は引き留めにあの手この手


ニュース 社会 作成日:2013年5月27日_記事番号:T00043853

ラミレス選手の契約期限迫る、球団は引き留めにあの手この手

 プロ野球、義大ライノズの本拠地、澄清湖球場(高雄市)で26日、試合前にチームの主砲、マニー・ラミレス外野手の41歳を祝うバースデー・イベントが開催された。これは米メジャーリーグで活躍し、輝かしい成績を残したラミレス選手への敬意から企画されたものであると同時に、6月11日に契約が切れる同選手の引き留めを図りたい球団の思惑が込められたものであったようだ。


選手全員がラミレス選手(中央)をまねた格好で試合に出れば、球場は満員になるかも(26日=中央社)

 ラミレスの誕生日は30日だが、同日は遠征のため繰り上げて開催された。同イベントではチームメイトやコーチがラミレス選手のトレードマークであるドレッドヘアのかつらをかぶって盛り上げる中、ファンからケーキとバースデーカードが送られた。さらに球場スクリーンには米国にいる妻と2人の息子からのメッセージも映し出された。

 ライノズがここまでしてラミレス選手の引き留めを図るのには当然、理由がある。

 一つは戦力としての貢献度。チームの4番打者を務めるラミレス選手はこれまで35試合に出場して打率344(リーグ7位)、打点32(同8位)、ホームラン7本(同1位)という好成績を維持。7試合で勝利打点を挙げる勝負強さを発揮し、現在2位に3.5ゲーム差で首位に立つ同チームに欠かせない戦力となっている。

 そしてもう一つが観客動員への効果だ。ラミレス選手が加わったライノズは、これまで40試合の観客動員数が38万2,677人で、1試合当たりの動員数は同チームの前身である興農ブルズの昨年の数字に比べ約5倍に達している。

 またラミレス選手の関連グッズ販売も好調で、これまで各1,200セット販売されたフィギュアとユニフォームの販売額は227万台湾元に上り、これだけで同選手と契約した3カ月の給料の最低ラインを上回っている。

 こんな「金のなる木」を手放したくないのは当然だが、最近、韓国のチームがラミレス選手の獲得に乗り出すとの観測も伝えられており、ライノズは気をもんでいるようだ。

 ちなみに今回のイベントでスクリーンに登場した息子たちのメッセージは「台湾でホームランを打ち続けてね」というものだった。