三井住友銀行（奥正之頭取）は17日、第一商業銀行と業務提携の調印を東京で行った。
三井住友銀によると、第一銀業は個人・中小企業取引と地場金融商品に強く、日台での相互の進出企業に対する金融サービスの強化や、シンジケート・ローン、貿易金融などで協力することで、台湾およびその他海外マーケットにおける新しいビジネスチャンスの獲得を目指す。日系の台湾進出企業に対し、台湾での台湾元調達メニューをはじめ、売掛債権買取サービスなど、より高度な各種金融サービスの提供が可能になるとしている。
このほか、第一銀が海外で拠点を持たない地域で、第一銀の顧客台湾企業への各種金融サービスも提供する。
第一銀は総資産482億米ドルで、資産規模は台湾６位、世界199位となる。
