ニュース 電子 作成日:2013年5月28日_記事番号:T00043897
コンシューマエレクトロニクス業界で競争が激化し、製品設計の多様化が進む中、スマートフォン大手ブランド、宏達国際電子(HTC)が筐体に液体金属(リキッドメタル)を採用するとの観測が出ている。液体金属筐体はアップルも導入を目指しているとされるが、HTCは日本から研究開発(R&D)チームを招聘し、金属筐体メーカー、捷邦精密と提携して早ければ下半期にも業界に先駆けて製品ラインアップに加えたい考えとされる。28日付電子時報が報じた。
ただ、観測に対し関連各社はコメントを控えている。
筐体メーカー関係者によると、液体金属はアルミ合金より強度に優れ、モバイル機器の筐体に採用すれば、内部部品の保護に加え、外部表面にも傷が付きにくいというメリットがある。しかし、現時点では生産技術が成熟しておらず、大量生産に見合う生産効率は達成できていないという。
なおアップルは2010年にリキッドメタル・テクノロジーズと交わした液体金属関連の技術を独占的に授権する契約を12年に2年間延長することを決めており、14年に同技術を採用した製品を市場に投入すると予測されている。
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