ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年5月29日_記事番号:T00043922
29日付工商時報によると、自動車大手、裕隆集団が展開する低価格車の自社ブランド「tobe(酷比)」が販売不振により、来月にも市場から撤退するとの観測が出ている。

これについて裕隆の広報関係者は「低価格車市場の需要が予測を下回っているため、新車投入を当面見合わせ、経営規模を縮小する」とコメント。今後はメンテナンス・修理などアフターサービスの提供が主な業務となる見通しだ。
tobeは、50万台湾元(約170万円)以下の低価格入門車をターゲットとして2009年末に設立され、中国・吉利汽車(浙江省)が開発した小型車「熊猫(パンダ)」ベースに外観デザインを台湾向けに改良した「m'car」などを10年に市場へ投入した。
しかし現在までの累計販売台数は3,422台、年平均約1,000台にとどまっており、当初掲げた年間5,000台以上という目標には遠く及ばない状況となっている。
観測によると、裕隆の経営陣は既に昨年、赤字経営が続く同ブランドの業務停止を決めたとされ、裕隆三義工場(苗栗県)のtobe車生産ラインも昨年末の生産を最後に閉鎖されたもようだ。
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