ニュース 社会 作成日:2013年5月30日_記事番号:T00043929
桃園県の小学校でこのほど児童12人が校内で飲酒し、さらにそれを知った教師が「酒を飲みたいなら、家で飲むように」と指導していたことが明らかとなり、問題となっている。
万美玲・桃園県議が29日の議会で報告したところによると、同県中レキ市(レキは土へんに歴)の中正小学校で今年3月、6年生の児童が母親から受け取った朝食用の金を使い、学校近くの商店でビールを購入。これを校内に持ち込み、自習時間に同級生9人と分けあって飲んだという。さらにこの児童は翌日もビールを購入して2人の児童と飲んだとされる。
ちなみに1日目に飲んだのはアルコール度数3%のフルーツビール(桃味)で、2日目は5%のハイネケン・ビールだった。
2日目に飲んだビールのアルコール度が高かったせいか、これを飲んだ児童1人が同日夜に体調不良を訴えたことから、保護者が確認したところ学校での飲酒が発覚した。
しかし、保護者から連絡を受けた担任教師は、飲酒した児童に対し「酒を飲むのは構わないが、学校ではなく家で両親や友だちと飲みなさい」と語ったという。
この教師は「帰って両親に聞いてみなさい」と言おうとして言い間違えたと主張しているが、同校校長は「監督不行き届きでこの教師に書面による警告処分を科した」と明らかにした。
また、今回の問題を受けて万県議は警察に対し、商店が未成年にアルコール飲料を売らないよう取り締まりを強化するよう求めた。
ただ、児童がビールを購入した店の店主は「市販されているフルーツビールや低アルコール飲料は、一般のジュース類と外観が似ており見分けにくい」と語っており、これに対し呉志揚県長も「確かに誤って購入する可能性がある」として、関連部署に商店ではアルコール飲料と非アルコール飲料を分けて陳列すべきとする条例を制定するよう指示した。
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