ニュース 社会 作成日:2013年6月3日_記事番号:T00043981
2日午後1時43分ごろ、南投県仁愛郷を震源とするマグニチュード(M)6.3の地震が起きた。この地震により中南部の山間部で落石によって2人が死亡したほか、1人が行方不明となり、21人が重軽傷を負った。地震の規模は今年最大で、中部を震源とする地震としては2000年6月以降で最も大きかった。3日付蘋果日報などが報じた。

震度6の揺れに見舞われた雲林県斗六市では、繁華街ビルの外壁が大きく剥がれ落ちたがけが人はなかった(2日=中央社)
各地の震度は、▽震度6、草嶺(雲林県)▽震度5、日月潭(南投県)、二水(彰化県)、彰化市、嘉義市、台南市、大肚(台中市)▽震度4、斗六(雲林県)、花蓮市、台中市──など。
南投県水里郷では、住民の蕭政裕さん(56歳)が水道管の確認を行っていた際に落石に遭って死亡。また、嘉義県の観光地、阿里山では登山客の劉進禄さん(55歳)が落石を受けて死亡した。南投県竹山鎮の竹山天梯風景区でも、行楽客が頭部に落石の直撃を受けて重傷を負い病院に運ばれた。
震度3を観測した台北市と高雄市では、特に被害発生の報告はなかった。高雄市のショッピングセンター、夢時代購物中心では、強い揺れにより観覧車が40秒ほど運転を停止した。
台湾高速鉄路(高鉄)は早期地震警報システムにより、走行中の列車6本が緊急停止した。計27本が運行を取りやめ、約5万人が影響を受けた。
中央気象局では、今後1週間以内に震度5以上の余震が起きる可能性があり、特に南投県などの山間部では地震で地盤がもろくなっているため、降雨による土砂崩れや落石に充分警戒するよう呼び掛けている。
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