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米ジョンソンの抗がん剤、台湾東洋が9月から出荷【表】


ニュース 医薬 作成日:2013年6月4日_記事番号:T00044017

米ジョンソンの抗がん剤、台湾東洋が9月から出荷【表】

 台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)が米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンからHIV関連の皮膚がんであるカポジ肉腫や転移性乳がん、転移性卵巣がん、多発性骨髄腫などを対象とする抗がん剤「Doxil/Caelyx」の生産を受託することが確定し、9月から出荷を開始する。同製品は世界的に供給不足となっており、将来的には年間需要80万本のうち台湾東洋が60%を供給する見通しだ。4日付工商時報が報じた。

 証券会社によると、台湾東洋がジョンソンから受注したのは20ミリグラムおよび50ミリグラムの製品で、今年の出荷量は20万本以上。来年は30万〜40万本、最終的には50万本まで増えるとみられる。

 Doxil/Caelyxの世界市場における販売額は年間6億米ドルに達し、うち米国市場が2億5,000米ドルを占める。先発メーカーであるジョンソンの特許権は2009〜10年に期限を迎えているが、技術的障壁が高いことから後発医薬品(ジェネリック医薬品)の認証は進んでいない。

 こうした中、台湾東洋の林栄錦董事長は「Doxil/Caelyxの主要サプライヤーとなる当社中レキ工場(桃園県、レキは土へんに歴)は今後も生産ラインの拡張を継続する」と語った。