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悪質しょうゆメーカー、検査で異常知りながら出荷


ニュース 食品 作成日:2013年6月5日_記事番号:T00044050

悪質しょうゆメーカー、検査で異常知りながら出荷

 しょうゆやチリソースなどの調味料を生産する新北市の企業、一江食品がこのほど、同市衛生局の検査を受け、長期間大量に摂取した場合、健康に悪影響を及ぼすとされる化学物質「3−モノクロロプロパンジオール(3−MCPD)」が製品から基準値(0.4ppm以下)を上回る濃度で検出されたことを知りながら、卸売業者に600リットルもの出荷を行っていたことが判明した。これを受けて新北市地方検察署は4日、詐欺、文書偽造などの容疑で同社責任者らの取り調べを行った。5日付中国時報が報じた。

 5月15日、衛生局が新北市五股区にある一江食品の工場に検査に入ったところ、未登録の違法工場であることが判明した。直ちに出荷の停止を命ずるとともに製品検査のためサンプルの採取を行い、現場の保存を指示した。

 その後、複数の製品から基準を上回る濃度の「3−MCPD」が検出され、同社に罰金処分が科されることなった。

 しかし17日に係員が現場に向かうと、対象製品600リットルがなくなっていることを発見。同社からは「既に廃棄した」との説明を受けたが、その後の調べで16日早朝に問題の製品を桃園県の卸売業者「勝発商行」に出荷していたことが分かった。

 なお同社は自社製品のほか、他社製品の受託生産も手掛けており、その製品は新北市、桃園県の屋台や飲食店に出回っているが、古くなった製品に新しい製造年月日を標示して出荷していたことも判明した。工場内のタンクに貯蔵されたしょうゆにはカビが発生していたという。