ニュース 社会 作成日:2013年6月7日_記事番号:T00044087
今年4月に走行中の台湾高速鉄路(高鉄)の車内などで爆発物が見つかったテロ未遂事件で、主犯とみられる弁護士の胡宗賢容疑者(44歳)と共犯の朱亜東容疑者(45歳)が台北駅のほか、鴻海精密工業の郭台銘董事長と台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長も攻撃対象としていたことが捜査当局の調べで分かった。新北地方法院検察署は6日、2人を殺人未遂罪などで起訴した。7日付蘋果日報が伝えた。

胡容疑者、朱容疑者(中)は7日正午に新北地方法院に身柄を送られた(7日=中央社)
2人は犯行後、逃亡先の中国広東省で身柄を確保された。これまでの調べで、胡容疑者はテロで株価を暴落させ、株式先物取引で利益を得ることが主な犯行動機だったことが分かった。胡容疑者は犯行に失敗し、先物取引で預け入れた保証金1,480万元のうち、240万台湾元(約780万円)しか残らなかった。
胡容疑者は郭董事長を攻撃対象に選んだことについて、「郭董事長の従業員管理方式のほか、社会の富の大半が少数の企業家に握られていること不満を持っていた」と供述しているという。
このほか、胡容疑者から押収したパソコンには、張忠謀董事長に対する攻撃計画も残されていた。
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