HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

基隆駅上の陸橋崩落、歩行者の女性けが


ニュース 社会 作成日:2013年6月10日_記事番号:T00044115

基隆駅上の陸橋崩落、歩行者の女性けが

 台湾鉄路(台鉄)の基隆駅上にかかる陸橋「中山橋」が8日午前11時14分ごろ、歩道橋の一部約30メートルが突然ごう音とともに崩落し、歩行者の女性(22歳)が5メートルの高さから駅のホーム上に落ちて軽いけがをした。中山橋は毎日大勢の通勤客らが利用するものの、築後37年が経過して老朽化が目立っており、崩落は市当局が対策を怠ってきた不手際だとして市民から批判の声が出ている。9日付自由時報などが報じた。


歩道橋の一部が崩落した中山橋。台湾でも戦後の経済発展を支えた公共インフラの安全性見直しが求められている(8日=中央社)

 台鉄はこの事故で高圧電線が断裂したため単線での運行を強いられ、42本の列車の運行と、乗客1万1,000人に影響が出た。台鉄は基隆市に対して損害賠償を求める方針だ。

 事故原因について基隆市工務処の李銅城処長は、長期にわたって補修工事が行われていなかったことに加え、当日早朝に発生した地震の影響で重心がずれた可能性があると説明した。なお、歩道橋の断裂箇所からは、鉄筋が使用されず木製の板や発泡スチロールが詰められていたことが分かっており、手抜き工事の疑いも持たれている。

 張通栄・基隆市長は、数年前に中央政府に中山橋の改築予算を申請したが何の回答もないままだと述べて、事故の責任を中央政府に転嫁した。