ニュース 食品 作成日:2013年6月10日_記事番号:T00044126
台北市の食品問屋「益良食品行」が、ペンキに着色するために使用され、発がん性物質を含む工業用染料「メタニルイエロー」を新北市新荘区の「尤協豊豆干店」に食品用着色料として出荷していたことが明らかになり、台北地方法院検察署は7日、益良の経営者、陳明珠容疑者と尤協豊の経営者、尤信富容疑者を検挙した。8日付蘋果日報が報じた。

問題となった豆干。医師によると、メタニルイエローは毒性が強く、0.25グラム摂取すると吐き気や下痢などを発症するという(7日=中央社)
尤協豊豆干店は、豆干(豆腐を圧縮し、脱水して生産する台湾の保存用伝統食品)の老舗として知られる。問題の着色料は祭祀(さいし)用に使われる大型の豆干の着色に使用されていた。検察は問題の商品が過去7年にわたり流通していたとみている。
新北市衛生局は昨年8月、尤協豊が生産した豆干からメタニルイエローを検出し、メタニルイエローの出荷元が益良食品行だと特定。事実関係を検察当局に告発していた。
検察は尤協豊が一般的な食品用着色料の半額以下の価格で問題の着色料を仕入れていたため、尤協豊も着色料に問題があることを認識していたとみている。
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