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作成日：2007年12月18日_記事番号：T00004413
国家意識は経済テーマより重要＝謝候補
日本を訪問中の民進党の総統選候補、謝長廷氏は18日、東京の外国特派員協会で講演を行い、来年の総統選挙でのテーマとして、「国家アイデンティティーと安全に関するテーマは、経済に関するテーマよりも重要と考えている」と発言した。
謝氏は、「ある人は台湾は香港と同様、経済問題しか存在しないと誤解しているようだが、間違ってる」と国民党の総統選候補者である馬英九氏を批判。「台湾は独自の総統、国会、通貨、司法システムを持ち、事実上独立した国家だ。そうであるがゆえに国際組織に加盟する権利を持つ」と強調した。
謝氏は17日夜、麻生太郎前外相と40分会談したが、会談の詳しい内容は明らかにしなかった。
