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作成日：2007年12月18日_記事番号：T00004425
万旭電業、マック向け受注などでシェア上昇
精密配線ケーブルの万旭電業はこのほど、米アップル・コンピュータからノートブック型パソコン用の配線ケーブルを受注したほか、シャープの液晶テレビ向けの受注も確保した。ノートＰＣ向けの精密配線ケーブルでは世界シェアが既に20％に達した。２年以内に40％の世界シェア確保を目指す。18日付工商時報が伝えた。
同社の蘇州第３工場第４生産ラインは来年４月にも稼働し、生産能力が増強される。同工場は昨年新設され、３本の生産ラインは完全自動化されており、現在フル稼働状態が続いているという。
同社はまた、人件費上昇に対応して、生産基地を江蘇省北部に設立した泗陽電子に移転する計画。泗陽電子の工場は来年２月に稼働し、当初の従業員数を2,000人と見込む。
