ニュース その他製造 作成日:2013年7月3日_記事番号:T00044532
中華経済研究院(中経院、CIER)が2日に発表した6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.6で前月比1.7ポイント低下し、3カ月連続での下落となった。「景気拡大」を示す50ポイント以上は4カ月連続で維持したものの、呉中書・中経院院長は、製造業の景気回復ペースは緩和したとの見方を示した。今年通年の経済成長率は2~3%になるとの予想だ。3日付経済日報などが報じた。
PMIを構成する各項目のうち新規受注指数は51.4で前月から4.1ポイント低下した。この他、指数の高い順に▽雇用指数、56.6(前月比2.4ポイント上昇)▽生産量指数、55.5(同0.8ポイント低下)▽購買品在庫指数、54.3(同1.4ポイント低下)▽サプライヤー納期指数、50.1(同4.8ポイント低下)──となった。
業種別では、基礎原料が44.7(同0.2ポイント低下)で2カ月連続低下した。この他は指数の高い順に▽食品・紡績、57(同1.4ポイント上昇)▽電子・光学、56.3(同2.3ポイント低下)▽化学・バイオ医薬、54.8(同2.8ポイント低下)▽電力・機械設備、53.9(同0.3ポイント上昇)──となった。
食品・紡績の指数上昇について同院は、工業原料の無水マレイン酸がでんぷんに違法使用された事件の影響が徐々に薄れているためと指摘した。
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