宏達国際電子（ＨＴＣ）が先ごろ英国で発表したスマートフォン旗艦機種「新HTC One」の新カラー「グラマーレッド」モデルを台湾でも遠伝電信（ファーイーストーン・テレコム）が12日から販売することが明らかとなった。10日付蘋果日報が報じた。
３月に発売された「新HTC One」はこれまでブラックとシルバーの２色のみとなっていた。しかしＨＴＣは先月28日、同社の英国版ホームページで同国通信キャリア、Phones4Uと提携して７月中旬から鮮やかな赤色の「グラマーレッド」モデルを発売すると発表していた。
同モデルについてはこれまで英国内のみの販売と観測されていたが、今回英国よりも早く世界で最初に台湾で発売される見通しとなった。
ＨＴＣの董俊良・北アジア地区総経理は先ごろ、「台湾の消費者は特別カラーを好む傾向がある」として今後、積極的に多様なカラーモデルを追加していくことで、販売が下降しているハイエンド機種の需要喚起を図りたいと語った。
なお「新HTC One」にはさらにブルーモデルが投入されるとの観測もある。
