ニュース 商業・サービス 作成日:2013年7月11日_記事番号:T00044702
遠東集団(ファーイースタン・グループ)は10日、百貨店大手、太平洋崇光百貨(太平洋そごう)の経営権争いに関連し、経済部が先週の段階で、筆頭株主の太平洋流通投資(太流)の登記事項変更を終えたことを明らかにした。これにより、遠東集団は太平洋そごうと太流の経営権を名実ともに掌握したことになる。11日付工商時報が報じた。
登記事項変更により、登記上の太流の董事長は徐旭東・遠東集団董事長となり、遠東集団は太平洋そごうの董事長が黄晴雯氏であることも疑いの余地がなくなったとした。
太流と太平洋そごうをめぐっては、経済部が最高行政法院の判決に基づき、太平洋そごうの筆頭株主である太流の登記事項変更の合法性を再審査するため、登記内容をいったん2008年7月当時の状況に戻した。その機に乗じる形で、当時太流の董事長だった李恒隆氏は、自らが太流の董事長だと主張。羅淑蕾立法委員(国民党)を太平洋そごうの董事長に任命する人事を強行していた。
遠東集団は李恒隆氏を背任などの疑いで告訴する方針も明らかにした。
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