ニュース 電子 作成日:2013年7月11日_記事番号:T00044707
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した6月の連結売上高は540億2,800万台湾元(約1,800億円)で前月比4.3%増、前年同月比24.3%増と、過去最高を更新した。第2四半期は1,558億8,600万元で前期比17.4%増。スマートフォンやタブレット型パソコンなどモバイル機器の強い需要が背景にある。11日付工商時報が報じた。
TSMCは第3四半期半ばから、12インチウエハー工場「Fab15」の28ナノメートル製造プロセスが相次いで稼働予定だが、既に受注は満杯だ。これにより、第3四半期売上高は前期比1割以上増える可能性があり、過去最高更新はほぼ確実な見込みだ。
聯華電子(UMC)の6月連結売上高は107億6,100万元で前月比0.9%減、前年同月比11.15%増だった。第2四半期は319億500万元で前期比14.8%増だった。
ファウンドリーは第3四半期末まで受注の見通しが立っている。設備稼働率が大幅に向上しフル稼働となるものの、増強できる生産能力に限りがある。このため、証券会社は、第3四半期の売上高は平均5~10%増と予測している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722