かつて台北国際牛肉麺フェスティバルに４年連続で優勝した洪師父食品が12日、台北市内湖区に「洪師父牛肉麺時尚旗艦店」をオープンした。投資額は1,000万台湾元（約3,300万円）、面積は240坪で同時に208人の客が利用できる。同フェスティバルでの優勝作品となった紅麹トマト麺、牛三宝麺、独当一麺、清燉五花牛腩麺は全てメニューに含まれている。同社の洪金龍オーナーは、台湾人はもちろん、中国や香港、日本などからの観光客を呼び込んで売り上げを伸ばし、２年以内に投資を回収したいと話した。13日付工商時報が報じた。
同社は台湾で３店のほか、カナダ３店、米国１店、上海、北京で各２店を経営しており、台湾の牛肉麺ブランドとして初めて海外で成功した。内外合わせた年間の売上高は約２億元に上る。現在、オーストラリアでの出店を計画しており、年内に現地調査に向かう予定だ。
