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農林水産
作成日：2007年12月20日_記事番号：T00004479
元トレンドマイクロの張明正氏、越で造林事業
趨勢科技（トレンドマイクロ）創業者の張明正氏が出資するイノブグリーン（InnovGreen）は、ベトナム中部高原地方のコントゥム省で造林事業を進め、2012年までに約９万ヘクタールに植林する計画を立てている。また、現地でパルプ工場を設置する計画もある。
過去２年間、張氏は何度もベトナムへ視察に足を運び、さらに屏東科技大学の技術チームと連携して現地の気候に適した木の種類を研究してきた。今年これが実り、ついに造林に着手した。ある事業参加者によると、ベトナムでの造林事業は最終的に40万ヘクタールに達する見込みで、ベトナム政府も注目しているという。
長年ハイテク産業に身を投じてきた張氏は２年前トレンドマイクロ執行長（ＣＥＯ）を辞した後、社会的企業（ソーシャルエンタープライズ）の発展に尽力しており、ハイテク技術を駆使した永続的農業を推進し、社会貢献を果たしたいという考えだ。20日付経済日報が伝えた。
