通関、港湾、貿易関連の手続きが１カ所で行えるようになる「関港貿単一窓口（ＣＰＴシングルウインドー）」の運用が財政部の主導で８月19日から始まる。19日付工商時報が伝えた。
財政部は同システムの導入により、通関プロセスが大幅に短縮されるばかりか、官庁間の情報交換体制が整い、貨物の検査、通関プロセスの透明化が図れると説明した。財政部は年間15億8,000万台湾元（約53億円）の作業コスト削減につながるとの試算を明らかにした。
財政部はまた、輸出国から貨物内容に関する情報を事前に受け取り、通関のスピード化を図る事前貨物情報（ＡＣＩ）制度も試験的に導入する計画だ。
