レンタルオフィス事業を展開するリージャスの調査によると、「休日に３時間以上仕事をしている」と回答した労働者の割合が、台湾は51％に達し、調査対象の世界96の国・地域で最高となった。27日付蘋果日報などが報じた。
「休日に３時間以上の仕事」の世界平均は17％で、台湾は日本の28％や香港の24％、韓国の13％を大きく上回った。「休日に仕事をする」労働者は台湾は76％で、世界平均を18ポイント上回った。休日に仕事をすることについては、「上司が金曜日の夜や休日に携帯電話で仕事の連絡をしてくる。月曜日までにやっていなければ会うのが怖い」、「休日に仕事をしなければ１日の勤務時間が12時間を超えるためやむを得ない」との声が聞かれた。
ジョージ・ヘンダーソン同社アジア太平洋地域財務長は、世界的に多くの労働者が仕事を家に持ち帰っており、職場のプレッシャーが生活に影響を与えていることがはっきりしたと指摘した。
