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日本製AVサイト、著作権法違反で起訴


ニュース 社会 作成日:2013年7月29日_記事番号:T00045001

日本製AVサイト、著作権法違反で起訴

 月額499台湾元(約1,600円)で日本のアダルトビデオ(AV)が見放題になるとうたい、著作権者に無断でAVをインターネット配信していたウェブサイト「Agogo」が摘発され、士林地検はこのほど責任者ら3人を起訴した。27日付聯合報が報じた。

 問題のサイトは、日本や中国のウェブサイトからダウンロードしたAVを自前のウェブサイトに掲載し、募集した会員に配信していた。起訴された責任者は「AVは台湾の著作権法の保護対象ではないため、違法ではない」と主張している。

 台湾では日本製AVに著作権が存在するかどうかをめぐり異論がある。検察は今回、AVは制作費がかかり、監督の意図が反映されており、日本でも著作権が保障されているとし、台湾でのみ著作権が保護されなければ、世界貿易機関(WTO)の精神に反するとして起訴を決めた。

 しかし、台北地検は今年3月、AVは創作には当たらないとする最高法院の実務的見解に基づき、同様の事件で不起訴処分とする決定を下している。