ニュース 電子 作成日:2013年8月14日_記事番号:T00045327
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は13日の董事会で新たに設備投資予算として573億6,500万台湾元(約1,900億円)、研究開発(R&D)予算として11億2,644万元を追加承認した。これで同社の今年の設備投資予算額は計2,821億6,968万元、R&D予算額は41億3,084万元となった。工場の建設や拡充、先進プロセスへの対応などに充てる。14日付工商時報などが報じた。
TSMCは今年、28ナノメートル製造プロセス製品を生産する中部科学工業園区(中科)の「Fab15」で、第3四半期に第3期工場、第4四半期に第4期工場が稼働する見通しで、それぞれ12インチウエハー3万枚の生産能力が拡充する。
20ナノプロセスでは、南部科学工業園区(南科)の「Fab14」で第5期工場が来年2月から、第6期工場が第2四半期後半から稼働予定で、TSMCは同製品で世界最大の供給メーカーとなる見通しだ。
同社は16ナノの立体構造トランジスタ(FinFET)のR&Dにも着手しており、量産時期を2015年第1四半期に前倒しすべく、南科Fab14の第7期工場を今年上半期に着工した。
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