台湾が自由旅行者を受け入れる中国の開放都市に、28日新たに▽石家莊（河北省）▽長春（吉林省）▽合肥（安徽省）▽長沙（湖南省）▽南寧（広西チワン族自治区）▽昆明（雲南省）▽泉州（福建省）──の７都市が加わり、合計26都市、対象人口は２億人となった。
29日付工商時報によると、昨年訪台した中国人は延べ263万人で、前年比42.6％の大幅増となった。そのうち旅行目的が延べ197万人を占め、自由旅行は延べ19万人だった。また今年は８月15日までに自由旅行で訪台した中国人は27万人と既に昨年を上回っている。観光局は、８月は訪台する中国人が過去最高の延べ４万6,000人に達すると予測した。
なお中国新聞網の報道によると昆明市では開放初日の28日、246人が台湾への通行証の申請を行い、中国の他の開放都市の初日の申請数を大きく上回った。
