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CSC、8月は1%減収


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2013年9月10日_記事番号:T00045814

CSC、8月は1%減収

 中国鋼鉄(CSC)が9日発表した8月の連結売上高は291億400万台湾元(約980億円)で前月比1.15%減、前年同月比2.9%増となった。8月の鉄鋼製品販売量は傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)を含めると103万2,500トンで前月比6,800トン増加したものの、CSC自身は鋼板と棒線の販売量低下で同1万3,700トン減少した。ただ熱延製品の販売は増加した。10日付工商時報が報じた。

 証券会社はCSCの8月の連結税引前利益を15億元と推計。1~8月は累計で155億元以上で、第3四半期末には170億元に達すると予測した。

 同社は先ごろ10~11月の内外オファー価格を発表し、台湾域内向けは1トン当たり平均379元、熱延製品では同708元引き上げた。このため9月は値上げ前の駆け込み需要が期待できる上、第4四半期は例年の需要期に当たることから、CSCの同期業績は第3四半期を上回るとみられる。