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作成日：2007年12月26日_記事番号：T00004615
融資伸び率、03年以来最低に
中央銀行は25日、株式市場の低迷や銀行の融資減少で、11月の直接・間接の資金調達額は前年同月比3.61％の伸びにとどまり、2003年９月以来の最も低い水準を記録したと発表した。同行経済研究処の施燕所長は、企業や個人の手持ち資金は潤沢で、資金を借り入れる必要がなくなった」と説明した。26日付中国時報が伝えた。
主要金融機関の融資伸び率は同2.78％で、04年２月以来最低となった。通過供給量（Ｍ１Ｂ）の伸びは同4.34％だった。
このほか、外国人の証券取引用預金残高が前月比1,757億台湾元（約6,163円）減の9,073億元となり、今年３月以来最低を記録したものの、外国人の台湾元建て預金残高はむしろ前月比417億元増の3,733億元となり、資金は流出していないことが分かった。
