トヨタの台湾総代理店の和泰汽車、および裕隆日産汽車は、先行予約に優待価格を設ける戦略で、今月の発売を前にした中型セダン新型車の予約受付状況が好調だ。４日付蘋果日報などが報じた。
裕隆日産の「スーパーセントラ」。李振成同社協理は、セントラの再出発には「成功あるのみ、失敗は許されない」と語った（裕隆日産リリースより）
和泰汽車は７日、中型セダン市場シェア首位のアルティスの新型車を発売する。予約購入価格は65万9,000台湾元（約220万円）から。同社主管は、具体的な数字を明かさなかったが、予約は順調なようだ。
一方、裕隆日産は24日、７年ぶりにセントラを投入する。新型「スーパーセントラ」は発売日までの予約購入では68万9,000元から。同社は、既に400台の予約があり、発売日までに1,000台を超えると予測している。初年度の目標販売台数は１万2,000台で、アルティスの独走に待ったを掛けたい考えだ。
自動車市場は需要期の第４四半期、台湾産、輸入車を合わせ10車種以上の発売が予定されている。
