交通部観光局は、年間1,000万組誕生する中国の新婚カップルを主なターゲットに、台湾での挙式からハネムーンまで全てを組み込んだ「結婚旅行パッケージ」を来年第１四半期から売り込んでいく計画だ。20日付工商時報が伝えた。
観光局の劉喜臨副局長は、海外からの新婚カップル誘致に当たり、▽台湾の結婚産業の発展につなげる▽台湾独特の魅力で誘致を図る──という２点を強調。今後は花蓮県、台東県での先住民族の習俗に従った挙式、緑島での潜水挙式など特色あるパッケージを開発していく。
台湾で結婚写真を撮影する海外の新婚カップルは、昨年は毎月400組を超えており、新婚カップルをターゲットにした観光商品は潜在性が高いと期待されている。
